豪華寝台「瑞風」はすごかった 記者が魅力を徹底解説

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辻健治

 JR西日本が2017年6月に運行を始めた寝台列車トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」。豪華な内装や食事が特長の車両に乗って各地で観光ができるこの列車は、定員わずか34人。料金だけでなくチケットの競争倍率も高いことでも知られています。改めてその魅力を探ってみました。

【パノラマ】トワイライトエクスプレス瑞風

豪華な車内の様子をVRで楽しめます=矢木隆晴撮影

人気寝台を受け継いだ瑞風

 瑞風は、15年3月に大阪―札幌駅間の定期運行を終えたJR西の寝台列車「トワイライトエクスプレス」の名前を受け継いだ豪華寝台列車です。10両編成で客室6両(16室)と展望車2両、ラウンジカー、食堂車を連結しています。

 京都・大阪―下関駅間を山陽、山陰側のいずれか片道で巡る1泊2日のコースと、京都・大阪駅を出て山陽と山陰を周遊する2泊3日の計5種類のコースがあり、料金は1人25万~120万円。JR九州の「ななつ星in九州」やJR東日本の「トランスイート四季島」とともに、リッチな「クルーズトレイン」として人気を集めています。

このあとトワイライトエクスプレス瑞風の豪華な車内へ、動画や写真をふんだんに使ってご案内します。

 今月、報道機関向けの乗車会…

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