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 トランプ米大統領は米CBSテレビが3日に放映したインタビューで、南米ベネズエラへの軍事介入の可能性を問われ、「選択肢の一つ」と述べ、排除しなかった。トランプ政権としてベネズエラの暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長を支持し、マドゥロ大統領への退陣圧力を強める姿勢を示したものだ。

 トランプ政権は先月28日、ベネズエラの国営石油会社に対し、米国内の資産を凍結するなどの経済制裁を発表。米メディアによると、記者会見したボルトン米大統領補佐官はこのとき、「(ベネズエラの隣国の)コロンビアへ米兵5千人」と走り書きしたノートを持っていたという。

 一方、トランプ氏は同じインタビューで在韓米軍を撤収する計画について問われ、「計画はない」と語った。ただし、撤収問題の協議は「将来あるかもしれない」と含みをもたせたうえで、「韓国に軍隊を駐留させるのはとても費用がかかる」と批判した。

 米国の安全保障問題の専門家の間では、在韓米軍の駐留経費に関する米韓協議が難航していることなどを受け、トランプ氏が今月末に予定している米朝首脳会談で在韓米軍撤収や縮小を打ち出すのでは、という懸念が広がっている。(ワシントン=園田耕司)