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 静岡県警と日本建設機械レンタル協会静岡支部は4日、可搬式の発電機を使った信号復旧訓練を行った。昨秋の台風24号の際、大規模停電で県内の信号機の約3割が点灯しなくなり、応急用の発電機が不足。県警は対策として先月、同支部から優先的に発電機の提供を受ける協定を結んだ。それを受けての初の訓練で、約20人が参加した。

 訓練は静岡市駿河区の2カ所で実施。下島南交差点では、信号機を消して静岡南署員が手信号で交通整理をする中、同支部加盟9社76事業所のうち最寄りの事業所に県警から電話で連絡が入った。その後、30分足らずで発電機を載せた車が事業所から到着。署員が手際よく発電機を動かし、間もなく信号を復旧させた。一方で発電機の受け渡し場所がうまく伝わっておらず、車が遠回りする場面もあった。

 静岡南署の高松良一地域交通官は「信号が早期に復旧できれば、警察官は手信号ではなく人命救助を行える。災害時の事故を減らせるよう訓練の結果を検証したい」と話した。(佐々木凌)