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 親ががんになると、子どもは学校生活や心理面で影響を受ける。なるべく普段通りに学校生活を送らせたいと願う親と、どう対処して良いか迷うことが多い教師。学校で「がん教育」が広がるなか、そうした子どもへの配慮をどうするかという点も課題の一つだ。

 「なんて声をかけていいのか、わからなかった」。岐阜県の小学校で働く30代の男性教諭はそう話す。

 2年前、担任した3年生のクラスで、児童の母親が乳がんで入院。母親から「息子に気になる様子があったら連絡してほしい」と言われ、児童には「不安になることがあったら言ってね」と声をかけた。児童は実際、授業中に窓の外を眺める時間が増えたり、昼休みに友達と外で遊ばなくなったりした。

 「入院中の親に児童の様子をどこまで伝えるべきか難しかった。(児童に)病気のことを聞かれても、知識はないし、間違ったことは言えない。そもそもそういった声かけでよかったのか」と振り返る。

 岡山県の女性養護教諭(31)は、小学校の保健室で突然、女子児童に「お母さんが、がんで死んじゃうかも」と打ち明けられた。「正直な気持ちをはき出せる場所があることが大事だと思い、うなずいて聞いた」。担任と情報を共有した上で、「いつでも保健室に来ていいよ」と声をかけたという。

 埼玉県立大の飯岡由紀子教授(…

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