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 紛争地や被災地で取材活動を続ける写真家の渋谷(しぶや)敦志さん(43)が、これまでの取材を振り返るルポルタージュ「まなざしが出会う場所へ―越境する写真家として生きる」を出版した。紛争で極度の栄養失調になった母子や、被災して家族を失った人々と出会い、分かり合おうと苦悩し続けた日々をつづっている。

 渋谷さんは大阪府交野市出身。高校2年のとき、戦場カメラマンだった一ノ瀬泰造さんにあこがれ、写真を撮り始めた。

 本格的に取材活動を始めるきっかけは、大学卒業直後の1999年。大阪市西成区あいりん地区の日雇い労働者を撮った写真が、国境なき医師団のフォトジャーナリスト賞を受賞したことだった。

 国境なき医師団のサポートを受…

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