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 60年前、ブラジルに開拓移民として一家で渡った女性が、帰国するまで約10年間の苦難に満ちた体験を、自伝的小説としてまとめた。女性は学校教育をほとんど受けられず、読み書きは帰国後に働きながら独学で学んだという。

 和歌山県御坊市荊木の無職中野さふみさん(68)は1959(昭和34)年7月、父母と3人のきょうだいの計6人でブラジルに渡った。

 県からのブラジル移民は明治時代にスタート。太平洋戦争後、現地で成功した県出身者らで構成する県人会が、県民の力で密林を開拓してコーヒー農園をつくろうと、57年に「和歌山不動産」という会社を設立。県などを通じて希望者を募った。県内では53年に起きた紀州大水害で多くの人が家や田畑を失い、生活再建が課題になっていた。

 事業計画では、移住者は「中流…

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