東京)公園検索アプリ開発 子育てグループ、学生ら協力

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小林直子
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 安心して子どもを連れて行ける公園はどこ?――。そんな公園探しができるスマホアプリの機能「こうえんしょうかい」を、東京都品川区と区内の子育て支援グループ、立正大の学生が共同で開発し、1月31日から利用できるようになった。トイレやおむつ替えスペースの有無、遊具の写真など、保護者が知りたい情報が盛り込まれている。

 公園検索機能は、子育て支援情報の発信や、子どもの予防接種のスケジュールなどを記録できる区独自のスマホ向けアプリ「しながわパパママ応援アプリ」内につくった。このアプリは、区が2016年から運営しているもので、随時機能を増やしている。

 「働いていると、子どもを産むまで地域のことを知らない。それが『孤育て』につながる」。こう話すのは、子どもの外遊びを支援するNPO法人「そとぼーよ」代表の本道良子さん(46)。子育て世代が公園に行きやすい状況をつくりたいと、仲間と一緒にスマホで簡単に公園を検索できる仕組みをつくろうとしていた。

 同じ頃、区もアプリの公園の…

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