佐藤秀男
芸妓(げいこ)や舞妓(まいこ)に京都の歴史や文化について見聞を広めてもらおうと、5日に恒例の「芸舞妓研修会」があった。京都市内にある五花街から、芸舞妓や舞妓見習いの「仕込み」ら約110人が参加。浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺(京都市下京区)を拝観し、扇子の絵付け体験もした。
研修会は、芸舞妓の出身地が全国に広がっていることを受け、京都伝統伎芸(ぎげい)振興財団(通称・おおきに財団)が企画。2007年から知識やマナーの向上を目指して毎年開いている。
午前10時、一行はバス3台で西本願寺に赴いた。国宝の御影堂や書院を見て回り、203畳敷きの大広間「鴻の間」で法話に耳を傾けた。
午後は市内のホテルに移り、1…
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