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 平成の幕開けとともに生まれた鯨肉加工専門会社「東冷」(山口県下関市)。業界としては後発だが、試行錯誤してレシピを練り上げ、より身近で手軽な商品開発に情熱を傾ける。見据えるのは、戦後の幼心を魅了した鯨食文化の継承だ。

 湯が煮えたぎる大鍋に、従業員が白いブロックのような塊を次々に投げ込んでいく。国産の海水塩で数日間漬け込んだ、クジラの皮だ。塩の量をはじめ、細かいレシピは企業秘密。ゆで具合を確かめながら数時間じっくり火を通し、余分な脂と臭みを取る。黒い表皮をはいで食紅で染め、スライスすれば、看板商品「クジラベーコン」の完成だ。

 ポン酢で食べると、しっかりとした歯応え。かんでいくうちに、うまみが口の中に広がった。「個体によって、ゆでる時間が変わるし、塩加減にもこだわっている。どこにも負けない自信があります」。専務の石川真平さん(45)は胸を張った。

 東冷は会長の石本弘之さん(8…

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