[PR]

 日本大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、被害を受けた関西学院大の選手の父親である奥野康俊氏が5日、自身のフェイスブックで今の思いを明らかにした。以下、原文ママ。

 タックル事件から275日目

 やっと地検に書類送検されました。

 調布警察署から告訴していた事件について、東京地方検察庁立川支部に送致し、指導者2人を含む3人の名前で書類が13時頃受理されたとの連絡をたった今頂きました。

 「2人が危険なタックルを指示した事実は認められない」「2人は立件されない見通し」と一部で報道されていますが、調布警察署からは、★この事件に関してこれまで、なぜ先に報道されたのか質問を致しましたら、公式な発表は一切しておらず、バラバラな報道内容は報道機関の独自調査によるものだと教えて頂きました。

 捜査が継続されることもあり事件の方針や見解について具体的な報告を受けておりません。今後は検察による捜査と判断を見守りたいと思っています。

 仮に、今後、検察が不起訴の判断をしたとしても、負傷させる目的の指示がなかったということではなく、犯罪事実を立証するための厳格な証明が要求される刑事裁判を踏まえて、負傷させる目的の指示を立証するのが困難と判断した結果によるものではないかという視点を持つ必要があると考えています。

 負傷させる目的の指示の有無については、「関東学生アメリカンフットボール連盟規律委員会」及び「日本大学アメリカンフットボール部における反則行為に係る第三者委員会」においても検討され、いずれの委員会も、宮川君が話したことが信用できることを前提に、負傷させる目的の指示があったと認定しています。いずれの委員会の目的も、個人の法的責任の有無ではなく、真相究明を第一とし、慎重かつ柔軟に事実を認定して、負傷させる目的の指示があったと結論づけたものであり、その判断を重く受け止めるべきかと思います。

 「負傷させる目的の指示がなかった」ということは、宮川君の話した内容は真実ではなかったということになりかねませんが、直接謝罪を受けたときや会見のときの宮川君の様子や話した内容を思い返しても、宮川君が話した事実が、虚偽であったとはとても思えません。

 何よりも、前年の甲子園ボウルも含めて非常にクリーンなプレーをしてきた宮川君が、そのような指示もないのに突然あのようなタックルをするとは考えられません。また宮川君の単純な誤解で実行したとも考えられません。

 以上のような想いをもって、引き続き検察による捜査と判断を見守りたいと思っています。