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 障害がある人たちにも、スキーを楽しんでもらいたい――。着座式で滑る「デュアルスキー」と「スノーカート」を、松本盲学校(長野県松本市)が、今冬のスキー教室に初めて導入した。障害者スポーツなどを専門にする信州大学全学教育機構の加藤彩乃助教(32)の協力で実現した。体験した生徒らは「ジェットコースターみたいで最高!」と話した。

 1月下旬、長野県大町市の爺ガ岳スキー場。ゲレンデには、ターンをしながらさっそうと滑る生徒らの姿があった。障害者と健常者が2人1組で滑る。障害者はスキーに装着されたイスに座り、健常者はその後方で縦一列に並んで滑る。ターンや停止などの操縦は、デュアルスキーについては、技術を持つ健常者が主に行い、スノーカートでは、主に障害者がイスの前についているレバーなどを使って行う。イスに座ったままリフトにも乗れ、視覚を含む様々な障害のある人でも楽しめるという。

 教室では、希望する生徒のみが体験した。ふだん車いすを使っている中学部3年の宇佐美凜さん(15)は、昨年までは、スキー教室ではそりに乗っていたが、今回はスノーカートを体験。「曲がりたい方向に曲がれてすごく楽しい」。高等部1年の中原琴乃さん(16)も「スピード感がすごく気持ちいい」。

 松本盲学校では毎年この時期に…

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