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 岐阜県内で昨年9月以降、発生が相次いでいた家畜伝染病「豚コレラ」について、農林水産省は6日、愛知県豊田市の養豚場で飼育している豚で感染を確認したと発表した。また、この農場から豚が出荷された長野、岐阜、滋賀、大阪、愛知の5府県の農場の豚でも感染が確認されたという。一連の感染拡大の中、岐阜県外の施設で発生が確認されるのは初めて。

 豚コレラをめぐっては昨年9月、国内の施設では26年ぶりとなる発生が岐阜市内で確認された。以降、岐阜県内の豚やイノシシの施設で計7例の発生を確認し、約1万頭の豚と22頭のイノシシを殺処分していた。

 野生のイノシシがウイルスを拡散している恐れがあるとして、岐阜県が防護柵をつくるなどして感染拡大の防止に取り組んでいた。

 農水省によると、豚コレラは、豚とイノシシの病気で人には感染せず、感染した豚などの肉を食べても人体に影響はないという。