10月での退団を発表した、宝塚歌劇団星組のトップスター紅(くれない)ゆずるが6日、大阪市内のホテルで、泣き笑いの退団会見を開いた。2年前のトップお披露目公演の終了後から大劇場5作品目での退団を決意していたという。「宝塚では退団する時に鐘がなると言いますが、私は宝塚が大好きすぎて、一生鳴らないんじゃないかと思った。なので、最初から決めていました」と語った。
誰よりも宝塚が好き。会見ではその思いから、たびたび涙があふれた。「退団して、もう一度入団できるなら入団したいぐらい。それぐらい大好きな場所です」。後輩たちへ伝えたいことを問われると、「宝塚は狭き門。限られた人数しか入ることができない世界ですから、宝塚に入れなかった方の分の思いを背負って、舞台に立ってるんだよっていうことを伝えていきたいと思います」。
涙を流しては手でぬぐい、「…

ありがとう 宝塚のスターたち
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