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 愛知県豊田市の養豚場で発覚した豚コレラの感染が、この養豚場が豚を出荷していた岐阜、長野、滋賀、大阪の4府県に一気に広がった。長野には、感染が疑われていながら出荷されていた。一方、感染が確定した豊田市の養豚場では6日朝、6640頭の殺処分が始まった。

 6日午前8時過ぎ、愛知県豊田市の養豚場。豚コレラの感染が確定し、殺処分する豚の埋設処分に使う重機が次々と運びこまれた。

 その後、防護服の県職員らを乗せたバスが続き、殺処分や埋設の準備が進んだ。養豚場の男性経営者は取材に対し「今はちょっと答えられない」と話した。

 近隣住人によると、この日、小学校に通う児童は養豚場前を通らずに登校したという。「養豚場と言っても豚の姿も見えない工場のようなところ。ここまで豚コレラが及ぶとは……」

 この養豚場は市南部に位置し、みよし市や刈谷市の市境にも近い。半径10キロ以内で養豚場を営むみよし市の男性(57)は前日、県関係者から搬出制限の可能性を告げられた。「出荷制限されたら今後の見通しがたたない」。感染が判明した養豚場ではブランド豚を飼育し、事業も飼育規模も大きい。「管理が行き届いていたと思っていた。やはり、トラックや人の行き来があると防げないのか」

 愛知県内で最も多い、約10万…

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