チョコづくり、カカオ豆の加工から一貫生産 沖縄で人気

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長橋亮文
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 カカオ豆の加工から板チョコに仕上げるまで一貫生産。そんな「ビーントゥバー」のチョコレート店が、原材料となる砂糖の産地、沖縄県で人気を集めている。黒糖やシークワーサーなどの地元素材を使っており、カカオ豆の栽培から取り組む業者もある。

 沖縄本島中部の北谷(ちゃたん)町にある商業施設、アメリカンビレッジ内に、チョコの専門店「タイムレスチョコレート」があり、カカオの香ばしいにおいが漂う。

 チョコの工房が併設されていて、豆を粉に砕くところからチョコの成形までを見学できる。外国人客の姿も目立つ。

 2014年の開店以来、輸入カカオ以外に使う原料は、沖縄産黒糖を中心とする国産の砂糖のみ。島ごとに味わいが違うサトウキビの魅力にひかれたという。香料は一切使わない。心を癒やすチョコレートをめざす。

 今年に入り、東京の伊勢丹新…

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