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 駅からデッキで直結する「北野書店」に向かうと、入り口脇の巨大パネルが目に飛び込んでくる。昨春、92歳で亡くなった絵本作家かこさとしさんの作品「だるまちゃん」だ。鹿島田周辺を「ゆかりの地」と紹介し、かこさんが過ごした当時の直筆の地図が並ぶ。

 かこさんは大学卒業後の1950年代、会社勤めの傍ら、焼け野原の跡にバラックの平屋が立つこの地で、住民の教育などを支える活動に参加した。手作りの紙芝居を子どもたちに見せていたが、すぐいなくなるのがショックで、面白い作品を作ろうと必死だったという。著書で、ここでの活動が「作品づくりの土台」と振り返っている。

 書店社長の北野嘉信さん(41…

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