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 愛知県の養豚場から中部・近畿の5府県に拡大した豚(とん)コレラ。昨年9月に26年ぶりに岐阜県で感染が確認されて以来、国や自治体は対策を進めてきたが、感染拡大を防げなかった。徹底した封じ込めを呼びかけるが、終息は見えない。

 豚コレラの発生は、これまで相次いでいた岐阜県から一気に30キロほど離れた愛知県豊田市に飛び火した。ここの養豚場から出荷された6府県のうち5府県で感染が確認され、予定されている殺処分数は計約1万6千頭にのぼる。

 岐阜県では野生イノシシから感染が広がった可能性が指摘されているが、この養豚場は田畑に囲まれ、近くにはトヨタ自動車など車関連の工場が点在している。地元の70代男性は「養豚場といっても豚の姿も見えない工場のようだったので、病気とかは関係ないと思っていた」と話す。岐阜県内で確認されているウイルスと同型と判明したが、愛知県は「感染経路は不明」としている。

 豚のブランド化に取り組み、管理が行き届いているとみられていた養豚場だが、大阪、滋賀、岐阜に感染を広げることになった。1月18日から2月3日まで出荷を続けていたためだ。

 県が養豚場から連絡を受けたのは4日午前。「1月27日から、母豚6頭のうち1頭の食欲がない。その後、だんだん数が増え、流産もあった」と説明され、獣医師2人が白血球などの検査を実施した。

 ただ大量死するなどの事態では…

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