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 お昼どき、街で見かけるようになったフードトラック(キッチンカー)。若者が軽食を売る従来のイメージに反し、コンビニにも、レストランにも負けないこだわりの料理を提供しようと、「第二の人生」をかけ、この世界に飛び込む人たちがいる。

 2月半ば、茨城県つくば市の矢沢勢津子さん(69)は朝5時半に起き、2日前から仕込んだラザニアを温め始めた。この日は矢沢さんのフードトラックのオープン初日。郊外で造園業を営む友人の店の敷地の一角を借り、セロリやタマネギ、ニンジンがたっぷり入った自慢のミートソースで作るラザニアを売る。

 午前11時の営業開始とともに、女性3人がトラックに近づいてきた。看護師の女性(34)は夜勤明け。「このあたりは駅から離れると何もなくなる。温かいものが食べられてうれしい」

 矢沢さんは自宅で開く料理教室が評判を呼び、この5年間でのべ千人以上を教えてきた。「先生の料理が食べられるお店を開いて」という生徒の言葉に背中を押され、「開業」に選んだのが、フードトラック。一般の店舗に比べ開業資金が3分の1ほどに抑えられるのが魅力で、銀行から約300万円の融資を受け、トラックを製作した。「この年で店を持つのは無理と諦めていたが、『これなら』と。今日は夕食作りが面倒、と思う子育て中や高齢の方の役に立ちたい」。今後は週2日、夕方にも営業する予定だ。

 矢沢さんをサポートするのは、…

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