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 阪神・淡路大震災の被災者向け「借り上げ復興住宅」をめぐり、自治体から退去を求められている入居者の現状や「居住の権利」などについて考えた本「住むこと 生きること 追い出すこと」(クリエイツかもがわ)を、ろっこう医療生活協同組合に勤める市川英恵(はなえ)さん(25)=神戸市灘区=が出版した。

 市川さんは神戸大出身。この問題をテーマにした大学時代の卒論が評価され、2017年の「第1回黒田裕子賞」を受賞した。各地で災害看護に尽力した故・黒田裕子さんの遺志を引き継ごうと新設された賞だ。今回の本は、卒論をベースに2年前に出版したエッセー風の「22歳が見た、聞いた、考えた『被災者のニーズ』と『居住の権利』」(同)に次ぐ2冊目となる。

 借り上げ復興住宅とは、家を失った震災被災者向けに、自治体が民間から借り上げたマンションのこと。20年契約の民間借り上げだと、期間の満了を理由に退去を迫られる。最近は、自治体が退去を拒む住民を相手取った訴訟が相次ぎ、住民側の敗訴が続いている。

 退去を拒む住民は、ときに二重…

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