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 大阪市天王寺区の天王寺動物園は7日、国内最高齢だったクロサイの「トミー」(雄、36歳)が死んだと発表した。

 園によると、この日の早朝、寝室で横たわって死んでいるのを飼育員が見つけた。昨年10月ごろ、肝機能に異常が見つかり、投薬治療を続けていたが、今年1月30日には歩けなくなるほど悪化したという。体長は約3メートル、体重は約1トンだった。園で飼育するクロサイは2頭になった。

 トミーは1989年に広島市安佐北区の市安佐動物公園から天王寺動物園に移り、14年に死んだ雌の「サッチャン」との間に4頭の子をもうけた。クロサイはワシントン条約で絶滅危惧種に指定されている。園の担当者は「人懐っこく、ファンも多かった。園に貢献してくれた」と話した。園は今後1週間ほど、入り口に献花台を設けるという。(細見卓司)

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