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 4月の福岡県知事選で、自民党が推薦する元厚生労働官僚の武内和久氏(47)の後援会長に麻生渡前知事が就く見通しとなった。3選をめざす小川洋知事(69)の初当選を麻生太郎副総理と後押しした「生みの親」だが、副総理とともに対立候補を支える形となる。

 武内陣営関係者によると、麻生前知事は「福岡県には現状維持ではなく、前進が必要だ」として、就任を内諾したという。

 麻生前知事は取材に対して「最終決定していない」と答えつつ、近く記者会見を開く方針を示した。

 麻生前知事は小川氏と同じ元特許庁長官。知事を4期務め、全国知事会長などを歴任した。地元経済界にも太いパイプを持つ。自身が引退した2011年の知事選で、小川氏を後継指名した。(吉田拓史)