拡大する写真・図版 2月7日の任務飛行中に部品を紛失した5505号機(手前)=2019年1月9日午前10時19分、富士山周辺、吉村成夫撮影

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 海上自衛隊第4航空群司令部は7日、厚木基地(神奈川県)の第3航空隊所属のP1哨戒機が飛行中に垂直尾翼の部品を紛失したと発表した。P1は同基地にだけ約20機が配備されている純国産の最新鋭哨戒機。海自は事故発覚直後から、原因究明のため、P1全機の運用を見合わせた。

 同司令部によると、事故を起こした機体は7日午前10時ごろ同基地を離陸。神奈川県の大和、相模原、横浜、鎌倉の各市や東京都町田市上空、伊豆大島の周辺海域などを飛び、約6時間半後に戻った。着陸後、垂直尾翼の後方にあるラダー(アルミ合金製)が破損し、外板の一部が4カ所、もげてなくなっていることがわかった。最大で縦約10センチ、横約27センチ(重さ約60グラム)だという。

 P1の部品紛失が発覚したのは、2013年の配備以降、3回目。P1は昨年12月、日本海で警戒監視中に、韓国軍駆逐艦から火器管制レーダーの照射を受けたとされる。