タブー破ったドイツ右翼党首「愛国主義は精神的な絆だ」

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ベルリン=高野弦
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 ドイツの新興右翼政党「ドイツのための選択肢(AfD)」のアレクサンダー・ガウラント党首が7日、朝日新聞と会見し、国民の精神的支柱として愛国主義は不可欠とし、「開かれた愛国主義をめざす」と強調した。5月に予定される欧州連合(EU)の欧州議会選では、各国のEU懐疑派と連携し、「一大会派」の発足をめざす意向を示した。

 AfDはメルケル首相が中東シリアなどから難民を受け入れた15年以降、難民排斥を掲げて支持を伸ばし、17年の総選挙で初めて連邦議会の議席を獲得。現在は709議席中91議席を占める3番目の勢力だ。国内16州の全ての州議会でも議席を持つ。直近の世論調査の支持率は15%前後だ。

 ドイツではナチスの過去があるため、戦後長く「愛国主義」を掲げるのは社会的にタブーとされてきた。ガウラント氏は「国家が存在する以上、国民を結びつける精神的な絆としての愛国主義は不可欠だ」と主張。その上で「我々が目指すのは世界に開かれた愛国主義であり、閉鎖的なものではない」と語った。

 ただ、AfDには人種差別的…

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