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 財務省が8日公表した国際収支(速報値)によると、2018年の貿易や投資による日本と外国のお金の出入りを示す「経常収支」の黒字は、前年比13%(2兆8582億円)減の19兆932億円だった。経常黒字の減少は4年ぶり。原油高や米中の貿易摩擦などで貿易黒字が大幅に減ったことが影響した。

 貿易収支の黒字は前年比76%(3兆7677億円)減の1兆1877億円。自動車輸出が増え、輸出額は81兆2070億円と過去最高だったが、原油価格が前年より3割超上昇して輸入額が増え、黒字幅が縮んだ。

 投資による収支は、米国やアジアでの投資増で黒字が拡大した。海外の子会社から受け取る配当などを示す「第1次所得収支」の黒字は18年通期で前年比4・9%(9728億円)増の20兆8102億円と、15年に次いで過去2番目の高水準だった。

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