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 肺がんの低線量胸部CT検診をすることで、胸部X線を使った検診と比べて早期発見の精度が上がり、その後の肺がん死亡率が半減することが、茨城県日立市の日立総合病院の名和健医師らの研究でわかった。国内でCT検診の有効性を示した初めての報告となる。

 先月8、9日に日立シビックセンターで開催された「日本CT検診学会学術集会」の記者会見で報告があり、その後、低線量CT検診の正しい情報発信や、検診体制確立の政策提言を盛り込んだ「日立宣言2019」が発表された。

 CT(コンピューター断層撮影)による検診は、従来の胸部X線撮影に比べ精度が高いため、早期のがんを発見しやすい。ただ、死亡率の低減につながっているかは、データで裏付けられておらず、よくわかっていなかった。

 日立市では、日立製作所日立健康管理センタが職域検診として1998年から、同市が地域検診として2001年から、50歳以上にCT検診を実施している。

 06年までにCT検診を受けた市民1万7935人と、同時期に胸部X線検診のみを受けた市民1万5548人について、12年まで肺がん死亡を追跡調査したところ、CT検診を受けた市民が肺がんと診断される割合(罹患〈りかん〉率)は23%多く、肺がんでの死亡率は51%減少した。

 罹患の増加は、CT検診の高い…

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