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 バラの花から取った酵母を使い新しい日本酒を造るプロジェクトが、全国七つの蔵元で進行している。群馬県内からは「秘幻」などで知られる浅間酒造(長野原町)が参加。クラウドファンディングで資金を募り、支援者には特典として各蔵が造った日本酒をセットにして贈られる。

 使用する酵母は皇后陛下が皇太子妃時代に英国から贈られたことで知られるバラ「プリンセス・ミチコ」から分離したもの。東京農業大が分離に成功した。平成の時代が終わるのを前に「時代の節目を祝うのにふさわしいお酒をつくろう」と醸造科学科の穂坂賢教授(60)が企画し、同大とその卒業生がいる蔵元が共同で取り組んでいる。

 浅間酒造の桜井武社長(39)も穂坂教授の下で学んだ一人。昨年11月ごろから5回ほど試作を重ね、2月中旬から本格的な仕込みを始める。これまでにも花酵母を使った日本酒造りの経験はあったが、「プリンセス・ミチコ」は初めて。特徴を「お嬢様みたいに、すごく繊細な酵母」と表現する。

 温度管理や酵母の餌となる栄養…

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