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 プロ野球広島で昨季最多勝をとった大瀬良大地。開幕に向けてキャンプでもこつこつと調整を続ける右腕が、キャッチボールの相手に連日同じ選手を指名している。

 その相手は、大瀬良の母校九州共立大からドラフト2位で入団したばかりの島内颯太郎。最速152キロの直球とフォーク、チェンジアップを武器とする右腕だ。

 最多勝と勝率1位に輝いた6年目の大瀬良は、今季は真のエースになることを目指している。「年下の子も増えてきているので、アドバイスしながらやっていきたい」。成績に加えてチーム内の手本になるとの発言からも、自覚がにじむ。島内のキャンプ1軍スタートが決まると、自らキャッチボールの誘いをしたという。

 「あえて近くに置くことで、しっかりとした姿勢で自分も取り組める。互いに刺激を受けあってやっていきたい」と話せば、島内も「ボールの伸びが僕とは全然違う。こんな学びの機会はめったにない」と肌ですごさを体感している様子。

 キャンプは9日から第3クールに入る。先輩、後輩によるキャッチボールも見どころの一つだ。(藤田絢子)