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 新春恒例の蔵開きが9日、山梨県富士河口湖町船津の酒蔵「井出醸造店」であった。首都圏で積雪を観測した影響もあり、訪れた人は例年より少なかったものの、約800人がバンドの生演奏を聞きながら新酒と料理を堪能した。

 同店主の井出與五右衛門(よごうえもん)さん(60)によると、昨秋仕込んだ新酒が次々に出荷を迎えている。「早春の今はいろんな日本酒が味わえる。生産現場も見てもらい日本酒ファンを増やしたい」と、26回目となった蔵開きの準備をしてきた。

 地元の14店が馬刺しやモツ煮、マグロぶつ、骨付きモモの炭火焼き、ヒメマスの混ぜご飯など多彩な料理を用意した。富士吉田市立吉田小で英語指導助手を務めるハリー・マクフィールソンさん(25)は「初対面の人同士の乾杯は最高」とほろ酔いを楽しみ、音楽に体を揺らしていた。

 10日まで。受け付けは午前10時~午後3時。入場料500円。利き酒クイズ(無料)や酒粕(かす)の90秒詰め放題(500円)もある。(河合博司)