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 立憲民主党の枝野幸男代表は9日、文化放送のラジオ番組で、無所属のまま自民党二階派入りした細野豪志衆院議員に関し、「細野さんに勝てる候補者を、党として、次の衆院選できちっと立てたい」と述べ、細野氏が選出された衆院静岡5区に候補者を擁立する方針を示した。

 枝野氏と細野氏はともに、民主党政権時代の野田佳彦内閣で閣僚を務めた。枝野氏は番組で「細野さんの地元で民主党、民進党を応援してくれていたみなさんに申し訳ない話だと思う」とも述べ、非自民を掲げてきた細野氏の政治行動に疑問を投げかけた。

 細野氏は菅直人政権で東日本大震災後の原発相を務めるなど要職を歴任したが、民進党に移行後の17年に「もう一度、政権交代可能な二大政党制をつくりたい」と離党。小池百合子・東京都知事らとともに希望の党を結成した。だが、その年の衆院選で希望は失速。細野氏は昨年5月の希望と民進による国民民主党の結成には参加しなかった。(河合達郎)