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 プロ野球阪神でセ・リーグ新人王に輝いた上園啓史(うえぞのけいじ)さん(34)が新たな一歩を踏み出した。32歳の若さで独立リーグの監督に就任した一昨年にこの欄でも取り上げたが、今年からは実業家として再出発した。立ち上げた中学生の硬式野球チームで何を伝え、どんな指導をするのか聞いた。

 上園さんは今、大阪市内のオフィスで忙しく過ごしている。事業の柱は低酸素状態の室内で高地トレーニングの効果が出るスポーツジムの経営だ。事業の一つとして、大阪府松原市に中学生の硬式野球チーム「KJ(関西ジュニア)ベースボールクラブ」を立ち上げた。

 今春入学の新1年生が対象で、現在は希望者への体験会を実施中だ。今後は3月3、4日にも予定する。練習は週3回で、新設チームのため当面はどこのリーグにも属さない。そもそも、なぜ中学生だったのか。「僕はエリートではなかった。プロでは一番最初にいい思いをさせてもらって、苦しい思いもした。そこで経験したことを伝えられると思ったんです」。多くの中学生にとって高校進学は人生で最初の壁になる。それを控えた大事な時期に、野球を通じて教えられることがあると思った。

 上園さんは東福岡高、武蔵大を経て06年秋の大学・社会人ドラフト3巡目で阪神に指名された。高校と大学は第一希望に入学できず、特に大学時代は首都大学野球2部リーグでのプレーが長かった。平日は指導者が不在で、自分たちで考えて練習した。高校の同級生の吉村裕基(前ソフトバンク)は高卒1年目から横浜(現DeNA)で活躍し、東京六大学リーグなどで注目される選手への反骨心もあった。「自分は何をしているんだろう」と思ったところからプロ入りを明確に意識した。中学生に教えたいのは「置かれた環境でどう頑張るか」「自分でどう目標設定するか」という考え方だという。

 浮き沈みが激しかったプロ人生…

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