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 鹿児島市の市民文化ホールで開かれた九州アンサンブルコンテストは最終日の10日、県内からは高校、大学、職場・一般の部に計6団体が出場。県立盲学校、玉名女子高、八代白百合学園が金賞を受賞。このうち県立盲学校と玉名女子高が3月、札幌市で開催される全国大会へ推薦された。熊本大体育会吹奏楽部、Delusion Saxophone Quartet、ウインドアンサンブル“T”が銀賞だった。

 11年ぶり3度目の全国大会の切符を得た県立盲学校は全部員による打楽器七重奏で「ボルケーノ ミラー」を演奏。視覚障害のハンディを克服する猛練習を積んで臨んだ。シロフォンなどを担当した藤岡まいさん(2年)は「先輩が経験した全国にもう一度、という夢がかなった。一番いい演奏をしたい」と喜んだ。

 5年連続で全国大会への推薦を得た玉名女子高はクラリネット五重奏で「波影」を披露。温かみあふれる音色で各パートが異なるメロディーを奏で、押し寄せる波のように奏者を徐々に増やして波を表現した。野添莉央さん(3年)は「色々な音の変化を表現できた」と満足げだった。

 八代白百合学園は木管八重奏で「ラ・セーヌ」を演奏。リーダーの建脇愛梨さん(3年)は「夜明けから夕暮れへうつろうセーヌ川の景色をイメージした。自分たちも楽しめたし、お客さんの心もつかめたのでは」と話した。

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