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 群馬県高崎市新町で、地域の店舗や施設など約60カ所にひな人形を飾る「新町ひなまつり」が10日始まった。商店主らでつくる「新町まちづくり塾」などの主催。3月3日まで。

 明治天皇が行幸で訪れ、宿泊したメイン会場の新町行在所(あんざいしょ)には7段飾りなど8組のひな壇が並ぶ。すべて家庭から寄贈されたものだ。昭和村から家族と訪れた桜井彩名ちゃん(3)は「おひな様、かわいい」とはしゃぎ回っていた。

 駅前通りの菓子店「たいこ焼 とみや」には7段飾りが店の中心に鎮座。店員の春山美紗さん(33)が幼いころに飾っていたもので、長くしまってあったという。「多くの人に見てもらえて、おひな様も喜んでいると思います」と話す。

 金井正敏塾長(72)によると、2006年に高崎市と合併した「新町」に親しみを持ってほしいとの思いが込められているという。「小さくて平らな町。歩いておひな様を見て回ってほしい」と金井さん。展示場所の地図も各所で配布している。問い合わせは同塾(0274・42・0930)へ。(山崎輝史)