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 宮城県と女川町、南三陸町は新年度から、1~2人乗りの超小型電気自動車を住民生活や観光に使ってもらう実証実験を始める。人口減や高齢化が進む県内沿岸部で、従来の乗用車に代わる新たな交通手段を4年間かけて模索する。

 実験は「スマートモビリティ社会システム実証プロジェクト」。昨年12月26日に県と両町、トヨタ自動車が実験を進めるための協定を締結した。県は新年度予算案に両町への補助金として2100万円を計上した。

 県によると、実験ではトヨタの1人乗り「i―ROAD(アイロード)」や2人乗り「COMS(コムス)」のほか、立ち乗り型の移動支援ロボット「ウィングレット」などの使用を想定。これらに乗って住民が町内の病院に行ったり、観光客が駅から移動したりすることが考えられるといい、具体的な実験内容は今後検討する。(井上充昌)