作家・三田誠広さん寄稿

 突然のことで驚いている。昨年の秋に何かの会でご挨拶(あいさつ)したのが最後になった。お元気そうだったし、新たな大阪万博の開催も決まっていて、これからもお仕事がたくさんあるのだろうと思っていた。ぼくは十年ほど前に『堺屋太一の青春と70年万博』(出版文化社)という本を書かせていただいた。そのおりに長時間インタビューさせていただいた。ぼくも大阪の出身で、小学校(追手門学院/当時は大阪偕行社学院)の先輩だということは知っていたのだが、インタビューの過程で、幼稚園(城星学園)の先輩であることもわかり、お住まいもごく近所だったことが判明した。

 堺屋さんといえば一介の役人で…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら