[PR]

 疾患の影響や外反母趾(ぼし)などで既製の靴が合わない人のために作られた「整形靴」の展示会が12~17日、大阪市浪速区恵美須東1丁目の「ギャラリー1616」で開かれる。

 兵庫県三田市にある神戸医療福祉専門学校三田校の整形靴科を今春卒業する19期生の卒業製作展示会。27人が伝統製法で仕上げた従来の靴も含めた計約60足を出品し、手仕事の技を見てもらう。

 整形靴は、個々人の足にあわせて原型の木型を作り、足底板や底の厚さなどに工夫を凝らして仕上げ、機能性やデザイン性も求められる。

 同校は全国でも珍しい技術者の養成機関で、マイスターのエドワルド・ヘルプストさんらが指導する。

 今回のテーマは「革を化かす」。外観もおしゃれなブーツなどの整形靴が並び、ダブルソーイング、ウッドピンなどの伝統製法で作られた靴も目を引く。

 整形靴づくりに協力した内反尖足(せんそく)の80代男性は「整形靴は外出に欠かせない。その存在を多くの人に知ってほしい」。

 学生の一人で、義肢装具会社に就職するという城谷歩海さん(23)は「喜んで歩いてもらえる靴作りを目指したい。見た目も良く、好みに合うようにしたい」と話している。

 展示会の問い合わせは三田校(079・563・1222)へ。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(藤井匠)