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 ネパールから連れ去られたり売られたりした後、インドで売春させられる少女が後を絶たない。約9千人が亡くなった2015年のネパール大地震後、その数は増えている。(ニューデリー=奈良部健)

 「1回500ルピー(約800円)だ。ネパールの女もたくさんいる」

 ニューデリー近くの旧市街GBロード。建物の1階に機械部品などの店が並ぶが、2階の窓は鉄格子がある。薄暗い階段を上ろうとすると見知らぬ男が声をかけてきた。2階以上は売春の場になっている。

 次々と入っていく男性客について階段を上ると、たばこや便所のような臭いが充満する部屋に着飾った女性が50人ほどいた。部屋は何層にも入り組み、男性客を相手にする1畳半ほどの狭い空間がロッカーのように並んでいた。

 「売春をさせられている多くがネパール人。色白で幼く見えるからインド人男性の人気が高い」。売春させられている少女を救う活動をしているNGO「レスキュー・ファンデーション」のアショク・ラジゴルさんは語る。

 少女らの多くは12~18歳。…

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