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 兵庫県姫路市立水族館(同市西延末)で飼育していたペンギン11羽のうち8羽が相次いで死に、同水族館は12日、塩分の与えすぎが死因とみられる、と発表した。

 水族館によると、ペンギンには通常、えさの生アジを海水につけて与えている。1月24日、えさ用の生イワシを入手。海水につけると、生アジと違って身がばらけてしまうため、塩を振りかけて与えたところ、同日夕から25日までに計8羽が死んだ。

 同館が外部の検査機関に調査を依頼した結果、生イワシの塩分濃度が従来のえさの10倍の約3%と分かった。ペンギンは塩分を取りすぎると、循環器の障害を起こすとされ、病理検査の結果、死んだペンギンは臓器に血がたまる「うっ血」がみられたという。

 同館は、残った3羽が回復したとして、13日から展示を再開する。(直井政夫)