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 高速道路の建設や保全を手がける中日本高速道路(本社・名古屋市)が、野菜づくりに挑んでいる。「畑違い」の分野に参入した背景には「風が吹けばおけ屋がもうかる」発想があった。

 浜松市内に点在する荒れた耕作放棄地。こうした土地を生かし、昨年9月からロメインレタスを生産している。2月中旬までに15ヘクタールの農地を借り受け、約90トンが生産・出荷された。出荷先は地元農協のほか、食品加工会社や静岡県内で人気のハンバーグ店「さわやか」など様々だ。

 社内で農業進出の話が持ち上がったのは4年ほど前。事業創造部・事業戦略チームの宮部敬治さんは「農業は地域に根づいたビジネス。高速道路の沿線地域の活性化につながると考えた」と話す。

 もっとも、道路会社としての狙いも、そこにはあったという。

 沿線地域で新たな生産物ができれば、その土地で人が雇われる。雇用が生まれれば人や物の流れができる。そうすれば高速道路の利用促進にもつながる――というわけだ。

 収益の柱である高速道路は、道路建設時の債務(借金)の返済後に無料化されることになっている。このため中日本高速は民営化してから、不動産開発や観光振興など新規事業に力を入れてきた。「民間企業として今後も事業拡大を図るのは必須」と宮部さんは強調する。

 野菜づくりを支えるのは、静岡…

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