性的少数者や事実婚、横須賀市も4月からパートナー制度

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太田泉生
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 神奈川県横須賀市は、性的少数者や事実婚のカップルを公的に「パートナー」と証明する制度を、4月1日に始める。市によると、千葉市などで先行例があるが、県内では初の制度となる。性的指向や性自認に関する専門相談をするなど、性的少数者への支援も広げる方針だ。

 上地克明市長は14日の記者会見で「横須賀市はあらゆる差別と偏見に反対する。その象徴的なテーマになる」と述べた。

 市によると、2人とも横須賀市内に住んでいる20歳以上のカップルが対象。電話かメールで申し込んで日程を決め、市職員を前にパートナーシップの宣誓をする。それを受け、市が証明書を2枚発行する。

 平日は市役所の会議室で、土日休日は市総合福祉会館内の「デュオよこすか」で宣誓する。市内に転入予定の人も宣誓でき、住民票を市内に移したことを確認してから、証明書を発行するという。

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