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 東京五輪のメダル候補として期待を集めていた18歳を襲った、突然の病魔――。競泳女子の池江璃花子が白血病と診断されたことを受け、競泳関係者の間には動揺が広がった。

 2017年世界選手権の女子200メートル個人メドレー銀メダルの大橋悠依(イトマン東進)は「すごく驚いたし、ショック。出来ることは璃花子の治療を応援すること。自分たちはしっかりがんばって、璃花子に勇気を与えたい」と話した。リオデジャネイロ五輪の男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(ブリヂストン)は「僕らが出来ることは練習をして、結果を出すこと。彼女にいいニュースを届けたい」。

 日本代表の平井伯昌ヘッドコーチは12日朝、池江の病状について日本水連の上野副会長らから連絡を受け、「信じられず、絶句した」。池江が体調不良で豪州の合宿を切り上げた際にも報告を受けていたが、詳しい病状は知らされず、「軽々しく言えない状況ということは理解していた」と振り返った。今夏の世界選手権では、リレー種目で五輪の出場国枠を争う。池江は女子自由形の中心選手なだけに、「彼女が出られないのは大打撃」と肩を落とした。