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 競泳女子日本代表の池江璃花子選手(18)が12日、白血病と診断されたことを自身のツイッターで明らかにした。白血病とは、どんな病気なのか。

 白血病は血液のがんだ。一部を除き原因は不明だが、血液細胞のうちリンパ球など白血球ががん化する。国立がん研究センターが、がんと診断された若年世代の患者データの分析結果から推計すると、15~19歳のがんのうち最も多いのが白血病(同世代のがんの約4分の1)だった。

 がん化した白血球の種類により、「リンパ性」と「骨髄性」があり、それぞれ病状が進行するスピードにより「急性」と「慢性」がある。さらに原因となる遺伝子や染色体の異常により細かく種類が分かれる。

 日本水泳連盟の会見では、池江選手の白血病の種類は明らかになっていない。

 治療法や治療期間は白血病の種類によって異なるが、慢性の一部を除き、大半の白血病ではまず複数の抗がん剤を組み合わせた大量化学療法を行う。種類や病状によってはその後、骨髄移植を行うこともある。

 日本血液学会理事長の赤司浩一・九州大学教授は、「治るまでの治療期間は、白血病の種類により半年~2年程度と異なる。発症から約5年後まで再発がなければ完治となる。一般的に体力のある若い世代ほど治癒率が高い。とくに急性リンパ性白血病なら8割は治る」と語る。

 また、水連は「早期発見ができたと(医師から)説明を受けている」とした。赤司教授は「多くの場合、早期でがん細胞が少ない方が治療成績がいい傾向がある」と話す。

 

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(大岩ゆり、月舘彩子、川村剛志)