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お父さんは小腸がん 抗がん剤研究員の「幸せな人生」

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後藤一也
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 「現在は静岡がんセンターに入院しており、このまま緩和ケア病棟で他界する予定です」。静岡県の山田祐資(ゆうすけ)さんから記者に届いたメールには、そう書かれていた。38歳。小3と小1の娘の父親。希少がんの一つ「小腸がん」になった。いくつか治療を試したが、昨夏、それも難しくなった。緩和ケア病棟に入院中の昨年12月中旬、山田さんを訪ねた。

きっかけは腸閉塞(へいそく)。標準治療はなかった

 2016年6月。突然、おなかが痛くなった。

 腸の途中が詰まり、「腸閉塞」になっていた。7月1日、手術が終わって目が覚めると、思いもよらぬことを医師から言われた。「小腸にがんがありましたが、手術で取りました」

 小腸がんは早期の段階では…

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