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 大阪メトロが公表した改装後の駅イメージの変更を求める呼びかけ人らが13日、同社の河井英明社長に対して、インターネットによる約2万筆の署名を手渡した。2020年度に改装を終える予定の心斎橋駅について、メトロ側は利用者の意見を聞くなどし、半年以内に新たなイメージ図を公表する方針を示した。

 呼びかけ人である立命館大の岸政彦教授(社会学)らは、改装自体に反対ではないとしたうえで「多くの人の愛着のあるものを大切にしつつ、未来に向けての新しい駅をつくってほしい」と要望。なかでも「テキスタイル」(織物)をテーマにした心斎橋駅が不評だとした。河井社長は「ブラッシュアップの努力を全力でしていく。駅の歴史や特性を尊重しながら、よりよい駅にできればと思う。思いは同じ」などと理解を示した。

 大阪メトロは昨年末、御堂筋線9駅と中央線6駅を24年度までに大規模改装すると発表。駅ごとのコンセプトに基づくイメージ図を示した。ところが、ネットを中心に「悪趣味だ」「安っぽい」などと批判が相次いだ。岸教授らがネット署名を呼びかけると、3日間で約2万筆が集まったという。(中島嘉克)