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 「タフポリマー」と呼ばれる新タイプの高分子材料を使った車を、東京大などが開発した。軽くて耐久性が高いのが特徴で、車体の大幅な軽量化に成功した。今後、スポーツ用品や福祉機器など様々な分野への応用が期待されている。

薄さ数分の一、強さは数倍高め

 丸みを帯びた近未来的なシルエットが目を引く。「ItoP(アイトップ)」という名前の電気自動車だ。軽さと強度を兼ね備えた「タフポリマー」を使って作られた。

 大阪府吹田市の大阪大キャンパスで昨年12月に開かれた見学会。窓が大きく開放的なデザインに、参加した人たちの間から驚きの声が漏れた。

 電気自動車の中に乗り込んだり、ボディーに手で触れて質感を確かめる人もいた。

 「ポリマー」とは、分子が鎖状や網状に連なった高分子化合物のこと。具体的には、プラスチックや合成ゴムなどがある。「タフポリマー」とは、従来のポリマーに比べて、薄さを数分の一にしたり、強さを数倍に高めたりした新たな材料のことをいう。

 この電気自動車は、一部の金属…

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