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 競泳女子の池江璃花子(りかこ)選手(18)が、血液のがん「白血病」を公表し、励ましの輪が広がっている。私たちは病気を抱えることになった人にどう接すればいいのか。

 白血病も含め、国内では年間約100万人が新たに診断される「がん」。診断されたら誰もが動揺し、戸惑う。治療の副作用が出て、気持ちが落ち込むこともある。周囲はどう接すればいいのか。

 国立がん研究センターの加藤雅志・がん医療支援部長は、「診断直後は、今後への不安に襲われ、患者は混乱する。どの治療を選択すべきかという難題に向き合う人も多い」と話す。

 そうしたときに周囲に求められるのは「患者の話や思いをよく聞くこと」という。「話すことで患者は頭の中が整理できる。明確な答えや結論を出す必要はなく、わからないことは医師に相談するなど、正しい情報を得られるように促す。安易に決めつけたり、自分の価値観を押しつけたりしないことも大事」と話す。

 また、興味本位で病気のことをあれこれ聞くのはよくない。本人から相談されたら、落ち着いた環境で話を聞くことが大切という。

 応援やエールをどう受け止める…

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