香川)長時間のネット・ゲームで… 教科の正答率が低下
尾崎希海
香川県内の小・中学生を対象にした学習状況調査で、インターネットやテレビゲームをする時間が長いほど、教科の正答率が低い傾向にあった。保護者へのアンケートでは、約6割が子どものネットやゲームに悩みがあると回答。スマートフォンなどが子どもに広がるなか、多くの家庭が対応に苦慮している。(尾崎希海)
学習状況調査は県教育委員会が昨年11月、公立の小学3年~中学2年生の計4万9千人に実施。国語や社会など2~5教科の問題を出したほか、家庭での学習や生活についても聞いた。
テレビゲームを平日に1日2時間以上すると答えたのは、小5で37・5%(2015年度比6・6ポイント増)、小6で39・9%(同3・9ポイント増)、中1で40・5%(同2・1ポイント増)、中2で41・1%(同2・2ポイント増)。平日に1日1時間以上、スマホや携帯電話でインターネットなどをする児童・生徒も増えていた。
ゲームの時間と教科の平均正…