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それぞれの最終楽章・口から食べたい(4)

鶴見大学歯学部非常勤講師・飯田良平さん

 今回も、外食をご一緒させていただいた患者さんを紹介します。川崎市に住む69歳の女性です。2016年11月から訪問診療をしています。

 徐々に体のコントロールがきかなくなる神経難病「多系統萎縮症」で、人工呼吸器の力をかりて療養されており、意思疎通は難しくなっていました。のみ込む力は弱くなっているので、食事は胃ろうからされています。ティースプーン0.5~1杯の飲み物を口に入れて、ゴックンとのみ込むのに数分かかることもありました。同居するご次女(33)と、同じマンションに住むご長女(36)、お姉様に介護されていました。

 神経難病は症状が進行していきますので、いつかは食べることも困難となってしまいます。ですので食べられるときに、ご家族たちとの「外食」で思い出をつくってあげたい。そう思った私は、のみ込みやすい嚥下(えんげ)フレンチのフルコース「スラージュ」を提供する横浜市のレストラン「HANZOYA」(ハンゾウヤ)にお誘いすることを決めました。

 神経内科専門医で在宅医の小野…

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