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 希少な植物の盗採掘があとを絶たない。その一部は、素性を隠して流通しているとみられる。2015年に国連が採択した「持続可能な開発目標」(SDGs)の目標の一つは「陸の豊かさも守ろう」。持ち去られ、減ってしまった植物を再び増やそうと、市民参加型の保全活動が各地で始まっている。

 世界自然遺産を目指す鹿児島県・奄美大島。草原の中に、黒い土がむき出しの場所があった。

 「10株ほどが引き抜かれた跡だ。許せない」。島在住の植物写真家山下弘さん(67)が語気を強めた。昨年9月下旬に被害を確認したという。

 持ち去られたのはランの仲間で…

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