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 加工食品などのオーナーを募って多額の現金を集め、昨年9月に破産した通信販売会社「ケフィア事業振興会」(東京)の元役員の男性(51)が今月13日、東京都中央区の自宅マンション内で死亡していたことが警視庁への取材でわかった。同庁は自殺とみている。同社は6日、元本保証をうたって現金を集めた出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで家宅捜索を受けていた。

 中央署などによると、男性は同社元代表の長男で、グループ会社の通販会社「かぶちゃん農園」(長野県飯田市、破産)元代表。ケフィア事業振興会とグループの計28社は昨年9~12月に破産。元代表と男性も同12月、計約31億円の負債を抱え破産した。

 被害対策弁護団長の紀藤正樹弁護士は14日夜、都内で記者会見を開き、「男性は複数の関連会社で代表を務めるなど、グループの中心人物だった。真相について公に何も語らないまま亡くなってしまったことは遺憾の極み」と語った。