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 地域の子に無料か安価で食事を提供する「子ども食堂」を支援しようと、吉野川市鴨島町の秋山達(すすむ)さん(90)が、NPO法人「フードバンクとくしま」(徳島市)に1千万円を寄付した。14日にあった感謝状贈呈式で、秋山さんは「未来を担う子どもたちのために物心両面の支援をお願いしたい」と話した。

 秋山さんは阿波市市場町の農家に生まれた。子どものころは貧しく、小学校から帰るといつも畑を手伝った。働きながら夜間学校に通い、オートバイや自動車の整備技術を取得。自動車整備会社を立ち上げ、約30年間にわたってユニセフへの寄付を続けた。今回、子ども食堂の取り組みを伝える新聞記事を読んで寄付を思い立ったという。

 フードバンクとくしまは、秋山さんの名を冠した基金を作り、子ども食堂などの活動費に充てるという。(三上元)